WealthNaviとTHEOの運用成績【6ヵ月目】ーアップルショックがきつい!ー

我が家のメイン運用方法であるロボアドバイザー、WealthNaviとTHEOの運用成績をまとめています。
時間と手間をかけることなく、手軽にそして堅実に資産運用ができるロボアドバイザーは一般庶民の強い味方となる可能性があります。
ロボアドバイザーでの運用を検討している方に、参考にしていただけますと幸いです。

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WealthNavi、THEOそれぞれの評価額の推移(投資元本との比較)

各投資元本480,000円に対し、WealthNaviの評価額が454,983円、THEOが458,405円でした。

 

合計評価額と利回り

投資元本合計960,000円に対し、評価額の合計は913,388円で利回りは-5.10%でした。

 

感想

半年という節目を迎えたロボアドバイザーですが、Appleを筆頭にハイテク関連銘柄の株価が低迷しており、米国市場だけでなく、世界全体の相場を大きく下げています。iPhoneは様々な関連企業があるので、仕方がないといったところでしょうか。

株をやるとどうしても、GAFAやFANGといったきらびやかなハイテク関連銘柄に惹かれるものですが、そこだけに集中していると、こうした下落で一気に資産が溶けていきます。Appleは高値付近から20%以上下げていますし、NVIDIAに至っては40%を超える暴落となっています。その点、5%の下げ幅に留めているロボアドバイザーはやはり分散の力が効いていると言えますね。

ちなみに市場の指標としてはアメリカならダウ平均、日本なら日経平均が有名で参考にする人が多いですが、これらは対象となる銘柄が少ない(超大手ばかり)ので、相場全体を見極める目的なら米国ならナスダック総合指数、日本ならTOPIXの方がよいです。

日経平均は225銘柄の株価を参考に決められており、ファーストリテイリングやソフトバンクなどの大型株の影響力が大きくなっています。ダウに至っては30銘柄しかないため、個々の会社の影響力は更に大きなものになってきます。また、これらの指標は勢いのある株と落ち目の株を定期的に入れ替えているので、自ずと高く高くなっていきます。とはいえ、ナスダックの長期チャートをご覧いただけばわかる通り、アメリカ経済は暴落を経験しつつも常に高値を更新し続けていることに変わりはありません。将来の資産を形成する上で、この上なく期待できる指標です。

他方、TOPIXはバブル期に絶頂を迎えた後、その水準を超えることができていません。バブル末期に日本株に手を出し始めた方は、平均的には、いまだに評価損を抱えているということになってしまいます。日本人だから日本株の方がとっつきやすく、応援したい会社も多いのは分かりますが、日本株だけに頼るとあまりいい結果を得ることは難しいでしょうね。

 

長期投資という点でみれば、投資の初期段階で相場が下がっていくのはむしろ喜ばしいことです。上がり調子では買値がどんどん高くなっていきますから、評価益も出ますが、平均取得単価もどんどん上がってしまいます。その分、下げているときは評価損こそ出ますが、平均取得単価は下がっていくので、後に相場が好転した際、大きなリターンが望めるわけです。

ただ、これもすべて、“世界(アメリカ)の株式市場は歴史的には高値更新を繰り返している”という前提とそれが将来も続く期待があってこそです。これに期待できないなら長期投資はすべきではないですが、私個人としては、歴史に学びたいと思っています。そんなとき、手間をかけずに長期投資をサポートしてくれるロボアドバイザーは、大きな助けになってくれるはずです。


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